2020年10月12日月曜日

インフルエンザワクチン

予想通りの予約集中になり、お電話も通じにくくご迷惑おかけしております。

電話がつながらないから直接来院予約しに来た と いう方も数名おられました。

直接来院では予約受け付けない と お伝えしたところでお怒りの方もおられました。

もう、コロナの騒動など 気にされない方もおられるのかもしれませんが

「三密を避ける」 ことで 医療機関としては 当院は 必死になっております。

発熱やせき、なんらかの症状のある方は別動線からの案内はもちろんですが

ハイリスク患者さんの予約外来 

WEB予約での診療混雑緩和 混雑回避のため処方日数での調整

一方で 診療は当然ですが、内視鏡など各種検査、検診 そして 今回のワクチン接種など

時間帯もふくめ、「管理された状態」でご案内しております。

「受付」でも 混雑や 密 になることをさけるため

また、待合室や屋外でも行列にならないように あえて 電話のみでの

受付にしております。

一方で、定期受診されている方々には事前にご案内し、診察時での接種を進めています。

行政からのいろいろ補助もありますが

結局 当院に入ってくるワクチンは 「昨年実績」(去年接種した本数)のみで

それ以上の追加もありません。

季節性インフルエンザが流行するか? と言われれば 何とも不明も

(おそらく流行らないと個人的には考えていますが)

冬季 発熱した時に コロナかインフルエンザかわからない時

「少なくともインフルエンザに関しては重症化防げるだろう」という対策が

特に感染弱者、高齢者の方々には必要だろう ということです。

(同様に、脳症肺炎リスクのある小児、妊婦さんも公的補助があるのはそういう理由です)

限られた数 誰にうつのか どう 予約をとるのか

それぞれの医療機関に「丸投げ」されている状態です。

近隣の医療機関で随時接種を継続されているところもまだあります。

統一した対応が、行政、医師会からも求めれられておらず 方策もないので

当院は当院なりの対応しかできません。

「(過去の)診察券があるのだから」とか「家族の分も」とか

いろいろ事情はおありで苦情もうけますが、地域に対してどう接種(他、検診や診療も)

すすめているのか

もう少し、俯瞰的 余裕をもってご理解ご協力いただければ助かります。

いろいろ怒られてもどうしようもなく、

対応する職員や私も疲れてしまいます。

京都で楽しく飲食して熱が出ました、と、発熱外来に来られたら

こちらも仕事とはいえ、何ともやりきれない思いが募ります。