超簡単!あなたの食事、何カロリー?
スマホで写真を撮るだけ!無料AI「チャッピー」を使ってみましょう!
日々、診療で「食事は何カロリー?」ってお話しますが、なかなかイメージ湧きませんよね?
ただ、進化のすごいAIを使えば、
写真1枚で、簡単に!
あなたの食事、何カロリー? を自分で調べることができます!!
最近、テレビでも新聞でも、AI、AIと大騒ぎ。
「AIって何?」「難しそう」「自分には関係ない」
そんな方にこそ、一度試していただきたいのです。
それには、そう、2026年5月に読売巨人軍・阿部慎之助前監督の一件でも、思わぬ形で話題になった、
チャッピーですよ。
(その後、橋上監督代行の見事なベンチワークで、優勝までいきかけて阪神ファンの血圧を上げたw)
(ちなみに橋上さん、元阪神。今年の高校野球優勝、智辯和歌山の中谷仁監督も元猛虎戦士!)
※阿部前監督の件では、ご家族がChatGPTに相談したことが児童相談所への連絡につながったと報道されました。
さて、野球の話はこれくらいにして。
このチャッピー、正式名称は ChatGPT(チャットジーピーティー)。
実は、スマホで食事の写真を送るだけで、カロリーまで推定してくれるんです。
今回は、難しい説明は抜き!
まずは自分の食事が何カロリーか、チャッピーに聞いてみましょう。
① チャッピーを開きましょう!
下の青い文字を押してください。
ここを押してChatGPTを開く
無料でも利用できます。
画面によっては、ログインや無料登録を求められることがあります。
無料版には利用回数などの制限があります。
② 食事の写真を撮ってみましょう!
ここが今回のポイント!
① 画面の文字入力欄の左側にある「+」を押してください。
②「カメラ」「写真を撮る」などを選んでください。
機種によっては「写真とファイルを追加」などと表示されます。
③ カメラの使用許可を求められたら、ChatGPTで写真を撮るための許可であることを確認して「許可」を押してください。
④ 食事全体が写るように、写真を撮ってください。
ご飯、おかず、お味噌汁など、できるだけ全部入るように。
⑤「写真を使用」などを押し、最後に送信ボタン「↑」を押してください。
これで写真がチャッピーに送られます。
カメラが出ない場合は、スマホのカメラで先に撮影してから、「+」で保存した写真を選んでください。
※機種やブラウザによって画面の表示や操作が異なります。
【無料版ChatGPTをご利用の方へ】
無料版では、写真などのファイルをアップロードできる回数に制限があります。
制限に達すると、写真を送れなくなることがあります。
その場合は、画面の案内に従い、利用可能になるまで時間をおいて再度お試しください。
なお、利用制限は変更される場合があります。
③ チャッピーにカロリーを聞いてみましょう!
写真を送ると、AIが料理の名前などを説明してくれることがあります。
そこで、ひと言。
「カロリーは?」
たったこれだけ。
すると、ご飯、おかず、お味噌汁などを見て、おおよそのカロリーを計算してくれます。
もう少し詳しく知りたい方は、次のように聞いてください。
「この食事の料理ごとのカロリーと合計カロリーを推定してください。ご飯の重量も推定し、合計が正しいか確認してください。」
さあ、どんな答えが返ってきましたか?
④ ところで、そのカロリー、本当に正しいの?
ここから、ちょっとお医者さんのお話。
写真を見ただけで、ご飯の重さが正確にわかるでしょうか?
例えば同じ茶碗でも、ふんわり盛るのと、ぎゅっと盛るのでは重さが違います。
AIは、ご飯の重さを180gと推定するかもしれません。
でも、実際には120gだったり、160gだったりするかもしれない。
ご飯のカロリーを計算するには、まず重さが重要なんですね。
さらに厄介なことに、AIは時々、計算まで間違えます。
料理別のカロリーを足してみると、AIが示した合計と違う!
そんなこともあります。
つまり、チャッピーは便利。でも、いつも正しいとは限らない。
これ、大事なところです。
そこで私は、ふと考えました。
「AIに、ご飯の重さをもっと正確に見積もらせる方法はないだろうか?」
こうして始まったのが、
「ほんだ式 AIご飯重量推定法」
という実験です。
⑤ ほんだ式って、何をするの?
まだ開発・検証段階ですが、発想は簡単です。
写真の中に、大きさのわかっている物が一緒に写っていれば、ご飯や茶碗の大きさを推定しやすくなるのではないか?
そこで現在、
ご飯の重さを実際にはかって撮影する
真上と斜めから撮り比べる
手指の大きさを参考にする
専用の測定シートを使う
といった方法を検証しています。
本当に精度が上がるのか?
どれくらい誤差が出るのか?
これから実測値と比較して確認していく予定です。
患者さんには簡単に使っていただきたい。でも、医療に使うなら、数字の信頼性も確かめたい。
そんな思いから始まった企画です。
⑥ ご利用にあたっての注意
ここは少し真面目なお話。
AIのカロリー計算はあくまでも推定値です。
糖尿病、腎臓病などで食事療法を行っている方は、AIの数字だけで食事量や治療方針を変更しないでください。
写真に氏名、住所、診察券、他人のお顔などが写り込まないようにしてください。
ChatGPTは外部のAIサービスです。写真を送信する場合は、そのサービスの利用条件やプライバシー設定をご確認ください。
また、このページからChatGPTに写真を送っても、その写真が自動的に当院へ届くことはありません。
今後、研究用に写真の提供をお願いする場合には、利用目的や保存方法をご説明した上で、別途、ご本人の自由意思による同意をいただく方法を検討します。
【以下、開発・検証の記録】
ほんだ式 AIご飯重量推定法 Ver.0.4
企画の目的
スマートフォンで撮影した食事写真をAIに解析させ、エネルギー量や栄養成分を簡便に推定する仕組みを検証する。
特に、食事写真からの重量推定が難しい白米を主な検証対象とする。
基本的な検証方法
1.基準重量
家庭で実測した160gの白米を用い、ふんわり盛りを基本条件とする。
2.撮影方向
真上と斜めの2方向で比較する。
3.大きさの基準
手指や既知の寸法を持つ測定シートを参考に、画像中の相対的な大きさを解析する。
4.撮影時の条件
ご飯を盛った茶碗を手に持ち、親指を茶碗の内側に向けて伸ばし、人差し指を茶碗の縁に添える。
これにより、手指を大きさの参考として利用できるかを検証する。
5.容器による違い
白色の茶碗、内側が黒色の茶碗などを用いて、容器の色や形状による推定精度の違いを比較する。
これまでの予備的な観察では、白色の茶碗で重量が過小推定される傾向があり、内側が黒色の小ぶりな茶碗では、真上からの撮影で比較的良好な結果が得られている。
ただし、現時点では限られた条件での観察であり、一般化できるものではない。
6.専用測定シート
A4用紙に印刷できる専用の測定シートを試作する。
食器を置く位置や、大きさの基準となる図形・目盛りを配置し、AIによる重量推定の参考にできるかを検討する。
必要に応じてA3サイズへの拡大も検討する。
7.記録と評価
約1週間、実測重量160gのご飯を中心に、撮影条件とAIによる推定結果を記録する。
実測値との差、撮影方向による違い、容器による違いなどを比較する。
さらに、協力者による測定シートの使用結果についても別途収集し、シートの有効性を検証する。
今後の課題
現段階では、AIによる食事写真のカロリー推定は、あくまで概算を得るための補助的な方法である。
重量推定の再現性、撮影条件による誤差、料理の種類による違いなど、検証すべき課題は多い。
今後、実測データを蓄積し、誰でも簡単に使える方法を目指して改善を重ねていきたい。
おわりに
AIは、決して万能ではありません。
間違うこともあります。
でも、今まで難しかったことが、スマートフォンひとつで、誰にでも簡単に試せるようになってきました。
まずは、ご自分の食事を一枚撮ってみてください。
「へえ!こんなにカロリーがあるんだ!」
「ご飯を少し減らすと、どれくらい違うのかな?」
そんな小さな発見が、毎日の食生活を見直すきっかけになるかもしれません。
まず、使ってみよう。
小さな好奇心の種をまく。
やがて芽が出て、ふくらんで。
ひとりの楽しみが、誰かとの対話になり、その輪が少しずつ広がっていく。
AIは、そのきっかけになればいい。
2026年10月31日
院長 本多