複雑怪奇な診療報酬改定があり、実質 「賃上げ」対象になっているのは
勤務医の場合40歳未満の医師 それ以外の看護事務職で
私のような管理医師院長などは対象外です。
開院当初2009年はA4の用紙も1000枚 2000円以下 消費税も5%
現在 A4 3000円で買えないですし 消費税10%
医療機器もとにかく高くて 3回目の内視鏡機器更新ではついに1000万超え。
およそ何でも 1.5倍以上。
注射針や注射器 点滴部材もそうですし それら捨てる医療廃棄物も恐ろしいほど
高額です。
さらにマイナカード関連での事務作業・事務機器の維持管理更新など
人を呼べば1回1.5万円以上。
医師の「往診」基本報酬は7200円。「クラシアン」の基本料金8800円以下です。
コロナ禍では もうこちらが心身崩すほどの過労状態であったのに
「診療所は稼ぎ過ぎだ」とのことで 報酬上の評価はなく「抑制」
また、仰木の里地域も 幼稚園小学校の統廃合問題もでてくるくらいの人口減少と
患者さんの受診抑制で 実患者数は当院でも減ってきています。
逆に 程よく余裕がでてきたので 訪問診療や臨時の内視鏡検査など
やっとやりやすくなってきた実感はあります。
ただ、さすがに「経営的余裕」まではなく 内科で耳鼻科の赤字を補てんするような
「耳鼻科診療の再開」あるいは 複数医師での検査診療体制の拡充など
「拡大路線」は もう 夢のような話になっています。
「いつでも できるだけ 対応できるように」と 診療時間をこれまでのように
維持していくのも難しく、
2027年4月からは 診療時間の効率化 具体的には 午前 午後 診療時間の掲示と
実運用の「ズレ」を 適正化する予定です。
掲示、保健所への届け出上は 午前8時30分から診療開始ですが 実際は8時15分であり
午後も 掲示、届出上は 午後4時30分開始ですが 4時15分から診療行っています。
これを実勢に即する調整と 午後診療を少し繰り上げる調整を行うつもりです。
(【予定です】午前8時15分から午前11時45分 午後4時から午後6時30分)
午前午後の職員の実質時短で ベースアップ分の調整を図らないと維持が難しいと
考えています。
また、予約診も土曜午後を月2回に減らし 木曜午後や平日18時枠の増設を
検討しこちらはお盆明けからの調整を開始します。
「働き方改革」でもありますが やはり「コスパ」「タイパ」を考えねば
医療機器の更新維持が難しくなってきている現実です。
「同じ仕事しているのに低評価」経営者のやりきれない思いもあります。