2022年2月15日火曜日

当院でのモデルナワクチン接種について 【臨時枠開設】

接種対象を前倒しにしてもその分の供給はファイザー社ではないため

モデルナ社製のワクチン接種で 臨時接種枠を 2/23(祝) 3/6(日)で

準備しています。詳細 予約開始は当院HPでご案内します。

事前連絡なくいきなりなので準備が大変です。

65歳以上の方では副作用に関してはほぼ差がないとお考えいただいてよいですし

1回目2回目は ファイザー社 0.3ml  モデルナ社 0.5ml でしたが

3回目は ファイザー同量 モデルナ半量 0.25mlとなり この量の差も

もしかしたら 今回はプラスに働くかもしれません。


2022年2月14日月曜日

3回目接種前倒し(2回目接種から6か月で可能)

本日14時から 大津市も公表しました。

ただし、また その分 前倒しになる方のワクチンが足らないわけで

追加供給はモデルナしか受けれません。

そのあたりの説明が 市民にも 医療機関にも 全く不十分で

突然の発表(国に右にならえ の まま)で 混乱するばかりです。

準備の至らぬ点を現場に押し付けるのはいい加減やめてほしい。


2022年2月7日月曜日

医療機関へのコロナ感染での受診(当院での場合を含め) 冷静に

 診断の先に「治療」が結びつかない診療行為は 2の次 3の次

コロナ感染かもしれない 検査しろと 問い合わせも増えてますし

医師の診断の上での「(抗原)検査」になる こと

これが理解できずに 逆上されたり 何度も電話されたり。

どういう人に 治療 診断を優先すべきなのか

今一度冷静に考えていただければいいのですが それができない方が結構いらっしゃる。

死亡例 エクモ装着例は デルタ株以前よりずっとすくなくなっていて

実際にどういう方が 本当の重症 (数のカウントは酸素投与だけで 重症になる)なのか

というと、高齢 喫煙者 がん他低栄養などもともとの全身状態の悪い方です。

米国での死亡例 死亡数などみていると インフルエンザの倍程度あるものの

まあ その程度にまで落ち着いてきた?かわってきた とも言えなくないです。

罹ってて 直ちに(5日以内)に 初期治療を開始しないと 死んでしまう

恐れのある方 の 検査 診療を 急がないといけないのに

何故か 広げたらだめ 診断を急げ ばかりが先走りし

若年層の軽症が 保険上検査適応のない24時間以内の病状出現で

電話や来院するもので 発熱外来枠を圧迫しています。

行政検査でも 抗原検査(そもそも感度が6割くらいしかない)しか 滋賀は認めず

内服治療開始するには 抗原定量(血液検査)もしくはPCR検査で

陽性確定しないとできない と いう ハードルもあって

開業医でただちに診断 治療(点滴 内服)できるところはごく一部限られます。

当然当院でも治療まで実施はできません。

初期の「抑え込み」施策のまま 放置状態で 「蔓延防止」「緊急事態」

実質意味をもたないようなこれまでの対応しかしない できないようです。

ワクチン接種も繰り上げ 前倒しが12月末に決まっていながら

調整混乱がつづくばかりで これまで保健所から送られていた「配分通知書」すら

なくなり 本当にワクチン供給が接種計画どおりあるのかこちらが不安なまま

接種予約枠設定と実施しなければいけない事態です。

相変わらず無断でのワクチン接種キャンセルもあったりで精神的に疲れることばかりです。