2022年8月2日火曜日

診療制限

 医師看護師に欠員がでて、もう、業務をこなすことが困難です。

8月6日(土)は、院長1名で すべての診療 検査 ワクチン 検診まわすため

新患はお断り(他院からの紹介状(診療情報提供書)ある場合を除く)

かかりつけ患者さんであっても 「発熱外来」対応できません。

(滋賀県ホームページでの公表も停止依頼してます)

12時から14時までにワクチン30名

14時20分から17時30分まで 予約外来 23名

外来を12時までに終了しないといけないのと

大腸内視鏡検査を 14時から14時20分で できるのか??? 

もう なるようにしかなりません。


2022年7月19日火曜日

いろいろ 「限界」

新型コロナに関しては 毒性は低くなり(死亡率、重症化率とも低下 実際診療してて入院になるケースもあまり経験しなくなりました)

感染力は上昇(家庭内感染がとにかく多い印象) これは「旧型」同様 ほぼ 「かぜ」と

呼べるように変化してきたと言えなくはないかもしれません。

極論、大多数が「寝て治せ」 の 状況にあるにもかかわらず

未だに 高病源性 5類感染での対応で そこに 書類 事務手続きの山

時間、動線、隔離の必要性があるもので一定数超えれば、もう、忽ち業務的には限界で

対応不能になります。

スローガンのみ立派で すぐに思考停止する日本人らしいといえるのかもですが。

市販キット陽性の軽症者を、再び呼び寄せ、医療者が感染のリスク背って再検査して

書類作成 

いつまでこんな バカげた無駄をするんだと腹立たしく思ってましたが

感染追跡不能なくらい拡大した状況でも まだ続けなければならないそうです。

これでは 本当に検査が必要な人(陽性診断から迅速に治療につなげなければいけないのは高齢で肺に持病のある喫煙者)の検査ができません。

また、検診 ワクチン 他 当院での一般診療 検査も時間で区切って制御してますので

発熱外来枠を増やすこともできず

治療の必要のない軽症者で発熱外来を埋めてしまうことはできません。

さらには、看護師の産休、また、家族の発熱などで 人員も足らないので

もう 当分の間は 発熱外来も「かかりつけ重症者最優先」でせざるを得ません。

自身の体力 精神衛生 も 限界 なので いろいろホームページ(混雑状況など)

更新も滞っています。休日は 水槽掃除以外の院内業務はしないことにしました。 


2022年2月15日火曜日

当院でのモデルナワクチン接種について 【臨時枠開設】

接種対象を前倒しにしてもその分の供給はファイザー社ではないため

モデルナ社製のワクチン接種で 臨時接種枠を 2/23(祝) 3/6(日)で

準備しています。詳細 予約開始は当院HPでご案内します。

事前連絡なくいきなりなので準備が大変です。

65歳以上の方では副作用に関してはほぼ差がないとお考えいただいてよいですし

1回目2回目は ファイザー社 0.3ml  モデルナ社 0.5ml でしたが

3回目は ファイザー同量 モデルナ半量 0.25mlとなり この量の差も

もしかしたら 今回はプラスに働くかもしれません。


2022年2月14日月曜日

3回目接種前倒し(2回目接種から6か月で可能)

本日14時から 大津市も公表しました。

ただし、また その分 前倒しになる方のワクチンが足らないわけで

追加供給はモデルナしか受けれません。

そのあたりの説明が 市民にも 医療機関にも 全く不十分で

突然の発表(国に右にならえ の まま)で 混乱するばかりです。

準備の至らぬ点を現場に押し付けるのはいい加減やめてほしい。


2022年2月7日月曜日

医療機関へのコロナ感染での受診(当院での場合を含め) 冷静に

 診断の先に「治療」が結びつかない診療行為は 2の次 3の次

コロナ感染かもしれない 検査しろと 問い合わせも増えてますし

医師の診断の上での「(抗原)検査」になる こと

これが理解できずに 逆上されたり 何度も電話されたり。

どういう人に 治療 診断を優先すべきなのか

今一度冷静に考えていただければいいのですが それができない方が結構いらっしゃる。

死亡例 エクモ装着例は デルタ株以前よりずっとすくなくなっていて

実際にどういう方が 本当の重症 (数のカウントは酸素投与だけで 重症になる)なのか

というと、高齢 喫煙者 がん他低栄養などもともとの全身状態の悪い方です。

米国での死亡例 死亡数などみていると インフルエンザの倍程度あるものの

まあ その程度にまで落ち着いてきた?かわってきた とも言えなくないです。

罹ってて 直ちに(5日以内)に 初期治療を開始しないと 死んでしまう

恐れのある方 の 検査 診療を 急がないといけないのに

何故か 広げたらだめ 診断を急げ ばかりが先走りし

若年層の軽症が 保険上検査適応のない24時間以内の病状出現で

電話や来院するもので 発熱外来枠を圧迫しています。

行政検査でも 抗原検査(そもそも感度が6割くらいしかない)しか 滋賀は認めず

内服治療開始するには 抗原定量(血液検査)もしくはPCR検査で

陽性確定しないとできない と いう ハードルもあって

開業医でただちに診断 治療(点滴 内服)できるところはごく一部限られます。

当然当院でも治療まで実施はできません。

初期の「抑え込み」施策のまま 放置状態で 「蔓延防止」「緊急事態」

実質意味をもたないようなこれまでの対応しかしない できないようです。

ワクチン接種も繰り上げ 前倒しが12月末に決まっていながら

調整混乱がつづくばかりで これまで保健所から送られていた「配分通知書」すら

なくなり 本当にワクチン供給が接種計画どおりあるのかこちらが不安なまま

接種予約枠設定と実施しなければいけない事態です。

相変わらず無断でのワクチン接種キャンセルもあったりで精神的に疲れることばかりです。




2022年1月31日月曜日

モデルナワクチン余り

 当初の8か月が次々前倒しされても 実際のワクチン供給の連絡が

2月確定で まだ当院に正式に来ない状況です。

ひとまず 電話確認できたワクチン分での予約枠設定しました。

最初は コールセンターの設定の異常で 「当院の予約はできない」と

誤った案内があったりしたのも影響していました。

ただ、これ以上のファイザー社ワクチンの供給は2月当院にはなく

モデルナであればという返答でした。

取り扱いも違うため  またトラブルの元にもなるため

個別接種でのモデルナワクチン仕様は躊躇するところです。