2021年6月29日火曜日

【7/3時点】 コロナワクチン接種について キャンセル待ちなど

【要点】○60歳以上で接種券番号のある かかりつけの方は

     システム https://v-yoyaku.jp/252018-otsu から 即時予約可能です。

    ●60歳未満 基礎疾患があり 通院中(IDのある方)

     「年齢制限」を上記システムでしているため 予約はご自身でできません。

     当方で「予約」しますので

     1回目 2回目接種 希望(曜)日を 3つほど候補 記載 と

     当院患者ID と 接種券番号を記載の上 メール info@hondaclinic.netへ

     お送りください。概ね3日以内で返事メールの予定です。

  ★ キャンセル待ち接種 

    接種券ある方に「余剰ワクチン」(キャンセル分)は 誰に打ってもよい

    ことになっています。 

    「かかりつけ」(有効な診察券IDお持ちの方)であれば 年齢関係なく

    診察で来院された際に「応募」いただくかたちとします。

   (これをメール電話直接来院で対応するのは無理)

    当日 朝8時ごろ もしくは 昼14時の連絡で

       13時        16時から17時30分で 来院していただけるのが

    条件となります。 


6/30から 16歳から60歳 大津市民には 一斉にワクチン接種券が配送されます。

よく資料を確認いただければわかることではありますが

すべての方が 「これですぐに予約 接種ができる」 わけではありません。

「電話すればいい」と気軽にお問い合わせいただくことも これまでもあるのですが

その方にとっては「一度」でも 同一内容を何度も何度も繰り返し説明する負担を

考えてほしいと思わざるを得ないこと しばしばです。

愚痴前置きは ほどほどとして

当院の接種予約は60歳以上で 接種券番号さえあれば 大津市のシステムから

現在も可能な状況設定です。

ただ、「かかりつけ」(当院のIDがあるのか)なのかは 当システムでは判断不能です。

善意に任せると、非該当の方は少なからず混入し、その連絡や取り消し作業、

当方からすれば逆ギレですが、「怒られる」負担など 嫌になります。ホント。

「16歳以上予約可」で すべて機械任せ 当院患者に限定せず 予約受け付ければ

いいわけですが、当日 来院して 「接種資格なし」 と なったときの

対 接種者トラブルと 1名キャンセルの 穴埋め(数時間以内でこれが大変)

これが恐ろしくてできません。 

一定、接種に目途がつけば そろそろ 「かかりつけ」の縛りを開放し

接種も 木曜 土曜限定で行おうかと見込んでいます。

毎日接種は 非効率で 私 含め スタッフの疲労もたまるばかりではと。

2021年6月24日木曜日

【6/24 17:00時点】今後のワクチン接種(予約)に関して

本日、大津市の医師会例会(web集合開催)で保健所からコロナワクチンに関しての

説明がありました。


 次回(7月の配送分)全国的にファイザーのワクチン供給も5-6割程度制限されるようです。

大津市の場合は、今後の集団接種(琵琶湖グランドホテルやピアザ淡海など)での

予約枠調整で、「個別接種」(当院のようなクリニックや他病院など)の供給は

維持するとのことです。

まだ、先の予定はわからないとのことですので

予約も「2回目」接種が 8/31に 終了するように という 設定 指示になりますので

「1回目」は 8/10まで というような スケジュールを指示されています。


「集団接種」の予約開始は 7/12から となりますが

「個別接種」に関しては 接種券が届けば それぞれの医療機関で受付てよい

(7/12までのフライング予約可能)と いうことです。


これまでの予約で、7/31までの予約はフルに 埋まっている医療機関と

当院のように 遅れて接種開始(繰り返しますが決して当方の不手際ではないですよ!)の

医療機関でも 予約混雑状況は違うものの 多くの医療機関で接種可能にはなっており

対応もいろいろです。

日々、状況もかわりますので まずは「知り合い」情報だけでなく

公式な案内 大津市のHP https://www.city.otsu.lg.jp/d_news/40934.html

など必ずご確認ください。

予約サイトでも 今日はいっぱいでも 明日は空いている とか いう状況も

起こりえます。

これまでの予約分と次の調整とで どう 「6の倍数」に合わせていくのか

悩んでいます。

   朝、8時から ワクチン解凍して 12時 充填 18時までに 使用

   かつ ワクチン廃棄のないように

結構大変ですし、付帯する事務作業が決して少なくはないのですが

なんとか使命感で休み削って頑張っています。(特に看護・事務職員)

次の日曜も プリンスホテルの集団接種に出向きます。

マスクなし宴会ができる日を夢見て働いている先生方も少なくありません。

やっぱり、イスラエルでも デルタ株での集団感染もありますし

ワクチン2回接種済みの医療福祉施設での国内集団感染事例もあります。

ただ、重症、死ぬ人、エクモつける人は 間違いなく減ってきてはいます。

(「うつ伏せ」が結構成績いいんです)




2021年6月16日水曜日

大津市医師会誌への寄稿

大津市医師会誌への編集後記依頼があったので、叱られるかボツ覚悟で寄稿しました。

いいストレス発散。 


うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」 

相田みつを氏の詩であり、東北大震災の買い占め騒動の時にもクローズアップされました。

コロナワクチン予約の電話回線の現状をこれに重ねて考えもするわけですが、

「つながらないから何十回も電話した」という御仁もおられ、

さらには芥川龍之介「蜘蛛の糸」をそこに重ねてもみれる訳ですが、

「コロナ禍」における「危機管理」としては何とも御粗末です。

他自治体に比べ個別接種が遅れた大津市は逆に言えば準備期間や先行例の失敗成功を学習する期間があったわけです。

個別接種が大いに遅れた当院患者において

「先にワクチン予約できた方がわざわざ琵琶湖またいで(往復1時間以上)瀬田まで接種に出向く。それでも接種は7月」

「自身でスマホは使えない高齢者もお孫さんに依頼したらすぐに接種予約できた」

こういうことが起きています。

523日時点でのワクチン1回目接種率3割と驚異的?(本来はこのくらいでないと)好成績の八王子市は、医師会保健所が密に連絡をとり、5月からは日曜日に市内の小中学校(体育館)で集団接種を行っており、これが成果をあげた主因です。

長細く広い大津市、多数の医療機関が個別接種に応じた為、保健所の個別説明が遅れさらにできなくなってしまった事実は、指揮計画されたところが大いに反省すべきところです。

個別に不満をあげればきりがないのですが、医師のワクチン接種の介助になぜ看護師がもう1名つくのか?効率化を図る検討も必要です。リスクマネジメントもPDCAサイクルを回して見直すもののはず。医師会例会のオンライン開催も漸く開始され、「滋賀も大津も田舎だから」と末端の兵卒が嘆かなくともよくなるよう少しでも変わっていければと思うと同時に、

「大地震のような大規模災害が起これば、大津市、地域によっては完全に分断され、とても対応できないのでは」と恐怖すら感じるところです。

福島の原発、コロナ初期の水際対策の失敗は日本特有?危機管理ガバナンスの弱さが

あるようで

「小さな安心(immediate comfort)」を優先し「大きな安全(public safety)」を犠牲にする

というパターンによるものだそうです。

自身、これほどまでオリンピックに興味がない年も初めてではあります。

2021年6月2日水曜日

【続 速報】(6/2  18:00) 当院での新型コロナウイルスワクチン接種について 

 医師会を通じての抗議、交渉の結果

予定より1週遅れになるものの コロナワクチン接種体制を組む

(ネット予約システムの適応運用)準備ができるようになりました。

あれこれ批判文句を言っている場合でなく、

一刻も早く接種をかつ安全に進めていくことが重要なのですけどね。

ただ自分ひとりで すべて接種業務ができるわけでなく

(とにかく管理という名の事務作業が膨大で大変)

目途が立たないと準備のしようもないという「イライラ」が爆発してました。

 

介護施設を持っていたり、訪問診療を行う医院さんから優先的に

コロナワクチンの供給と接種体制の構築がはじまっていて

「医院間“格差”」がでています。

これはこれで、ウイルスとの「戦時中」「非常事態」なので 平等性を求めようなんてのが

間違いです。

 

国 行政 そして 国民レベルで 「平和ボケ」といいますか

「戦時中」「非常事態」への危機管理がなっていない と いうか

(前例がないと)自分では判断できない 【つなみてんでんこ】

まわりと一斉 一緒でないとうごけない これが ニッポンジン なのかもしれません。

 

今の若者の方が ある意味 戦時慣れ? と いうか 戦時対応 を

もしかしたら理解しているのかも? と RPGとか 戦争ゲームをしている子供をみて

ふと 思いました。

リーダー(ゲームではプレーヤー)が 躊躇したり バカだったら あっけなく 全滅するんですよね。

ただ、ゲームはいつでも何度でもやり直しがきくところが「絶対非現実」で。

 

しっかりした「戦略」がないと いつまでたっても 戦況は改善しないし ホント

「大怪我」か「全滅」

 

オリンピック どうなんでしょうね。

普通に考えたら 是非はわかるんですけど。

GWゴルフしてた知事は 開催応援だそうですけどね。

優秀な指揮官をもたない ニッポンジンは 不幸 か その国民性では ソンナモノ か?

 

究極は【つなみてんでんこ】

2021年6月1日火曜日

手際対応の悪さにもほどがある!!!

 まず、

「当院での新型コロナワクチン個別接種」できません。

できなくなりました。

折角準備もしてたのですが、

大津市医師会の「例会」でのweb説明が5/27 

紙での資料到着が5/28 夜

そのあと、委任状やら厚生労働省のV-SYS(ワクチン管理システム)登録作業もしてましたが

一向にID パスワードなど 送られてこない。

これで 6/7の 予約開始に間に合うのか? と 心配してたのですが

つい先ほど (6/1 19:30)

保健所のコロナワクチン対策室から 電話で

「100を超える医療機関で Web予約システムの登録希望があり多くて (当院を)登録できない」

「自院での予約管理をしてくれ」

と、何をいまさら今頃と 驚きの電話がありました。

最初(これも遅い!GW明けでしたが)は

予約システムを貸与する という 大前提があり

その後(5/27 医師会web会議) 週100名以上接種の医療機関で と制限され

(当院は月火水金 12名x4 木曜 58 土曜 36 予定でしたが)

今頃 できない????

「たわけが!」 もう 怒りやら呆れやらなんとも表現の仕様もありません。

これまでの当院HPでの案内や一部の患者様には 個別接種で進行中と

ご案内してましたが、申し訳ありません。

「集団接種」での協力に 急遽 残念至極も 方針転換させていただきます。


「ワクチンうっていいですか?」との問い合わせ電話だけでも かなり多く

とても 予約を電話でうけることも

今更新しい予約システムを独自で入れることもできません。

ちなみに、

予診票から「かかりつけ医の事前確認」に関する設問を削除【事務連絡】厚労省「必須ではないため」

 厚生労働省は5月28日付で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)用ワクチン接種に用いる「予診票」の様式から、「その病気を診てもらっている医師に今日の接種を受けてよいと言われましたか」という設問を削除すると、都道府県や市町村などへ事務連絡した。治療中の疾病があり、接種に不安がある場合は、接種前にかかりつけ医と相談した方が安全面などでも利点があるため設けていた設問だが、削除する理由について厚労省は、「事前に医師への問い合わせが必須であるとの誤解が生じている例がある」と説明している(新しい様式は厚労省ホームページ)。

 同設問に関しては、医療機関に相談の電話が殺到するなど、医療機関側の負担になっているとの指摘があり、ワクチンの接種体制などについて検討する厚生科学審議会と薬事・食品衛生審議会の合同会議などでも、何らかの対応が必要との声が上がっていた。厚労省は同設問について5月25日付で事務連絡を発出し、「被接種者に対し、かかりつけの医師に接種の可否を必ず予め確認するよう一律に求めるものではありません」などと注意喚起していたが、設問の削除を決断した。

 5月28日付の事務連絡では、予診医に対し「現在、何らかの病気にかかって、治療(投薬など)を受けていますか」の設問に「はい」と回答した接種希望者について、接種要注意者として注意事項に留意しながら接種の可否を判断するよう求めている。また、同設問を削除する前の様式を用いた予診票を接種会場等で使っても問題ないことや、予診医が接種可能と判断した場合は、かかりつけ医との相談にかかわらず接種が可能である旨も周知している。