2020年4月25日土曜日

「コロナを怖い」と思うのは 当然の心理 恐れて当たり前です

私自身も陥りましたが 未知の感染症 見えない敵 恐れるのは当然で
いつの間にか 不安 恐怖に取りつかれ それが「異常」な行動になるのも
仕方ない、だれにでも起こることではあるのです。

トイレットペーパー買い占め 過度の手洗い 他府県ナンバーの車への避難
どこでコロナが出たか問い合わせる 問い詰める
マスク渡せ 売らないと店員を殴る
クラスター発生させた学校 企業 役所への非難 電話 差別
医療従事者、その家族へのばい菌扱い

日本赤十字社が3月26日に掲載した「負のスパイラル」警告のまんがです。
http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200326_006124.html
今、現実に、滋賀大津にコロナが迫ったこの時期に読み直すと
感じかた、伝わり方が違うと思います。

有名人が亡くなって、それからTVずーっとつけていると繰り返し繰り返し
同じ場面や悲哀の場面を擦り込まれることになり
恐怖映画をずーと見ていることになります。

私の場合、イタリア、フランスなどの医療従事者の苦痛な訴え動画
志村けんさんの死去で その後のお骨になってもどってきたお兄さんのインタビュー
人が集まるからと刈り取られていくある公園のバラ
これでおかしくなりました。

これは、ホラー映画を繰り返し見ているようなもの。
東北震災のあの津波で、町や車や(放映されないが人も)流されていく
これを繰り返し見てたTV画像編集のスタッフにも不安や異常心理があったと聞きます。

不安が強くなり過ぎると 何か安心材料はないのか 救いはないのかと
ますます情報欲求がつよくなりTVやネットや不確かな情報依存になりさらなる
恐怖に苛まれる。

それが怒りの行動になり おかしなことやらかしはじめる。
脳科学的には 怒ってても楽しくなってても(マラソンのランナーズハイ)
頭からは脳内麻薬がでているらしいです。これに依存する。怒りが怒りをうむ。
もう、どうにもとまらない。

何かしなきゃ というのが 買い占め行動だったり
どうにもできない苛立ちが 行政や他者の批判だったり 敬遠だったり
どこかに逃げたい っていうのも当然の心理

人それぞれ、恐怖の対応というか 諦めというか心の準備には時間がかかり
皆同じでは決してすすまなくて当たり前で、これはどうしようもないかもです。

初期段階は、「コロナは中国武漢だけのこと」 「花見してても大丈夫」
これが近づいてきて 移動制限 ロックアウト
さて、学校は 仕事は かかったらどうする うつったらどうする

一度に多くの人間を同じ方向に向かせるのは 大変。
絶対にコロナかからず、広げないなら「篭ること」 これは間違いないです。
だれに一番、それが必要なのか 誰を守らなきゃ いけないのか
かかって 重症化して 重大な後遺症のこすか死ぬのは 高齢者


COVID19 いろいろわかってきています。
男性で高血圧があって(ウイルス侵入経路と高血圧に関連)他も持病あり
(脱水と肺の血管がボロボロになる 血管内皮機能異常(要はメタボ、タバコ)あるとアカン?)
若年肥満男性もあぶないらしい。

方、かなりの数の無症状感染者がいるのもたしか。
慶応大学病院で手術前の患者にPCRスクリーニングしたら67人中4人が陽性(5.97%)
コロンビア大学メディカルセンターで2020年3月22~4月4日に出産した215人の女性では
4人(2%未満)に発熱その他のCOVID-19が原因と疑われる症状があり、検査の結果、4人全員が陽性であることが確認された。で、無症状の210人のうち29人が陽性と判定された。つまり、別の見方をすれば、陽性だった女性33人のうち、29人(88%)には症状がなかったということになる。また、陽性で無症状だった人のうち、退院する日(平均で2日後)以前に症状(発熱)が出た人は、わずか3人だった。
これを恐いと考えるか、やっぱり若者は大丈夫と考えるか

皆が一度にかかって入る場所がない 見る(診る)場所がない  
やっぱり準備 対応が遅かった でも 気づいてこれからどうにかしていかなきゃいけない

もう、避けようのない「大嵐」 腹くくって なんとかしなきゃ
今、何を最優先課題にするのか。
複雑な休業補償関連の手続 誰かが自分がまわりがかかったつもりの準備

そして、多くの仲間がぎりぎり 追いこまれて 限界で働いている

全力で引き篭ることの意味(自分がかからないうつさない広げない)
(家庭内感染を防ごうと思うとかなり大変注意がいるのは確か)

自分でできないことがあれば全力で応援する

逃げること(避難じゃなくてただの非難は最悪(反省))から
何かすることを考えて 実行していくこと これこそ「行動変容」で正しい恐怖への
対応です。
で、あせらず、ちいさなことからこつこつと。



何も職場や行政だけじゃなく、家庭や近所でも。
絶対ひとりではコロナ(特に不安恐怖と かかった時のこと)立ち向かえません。

独居の高齢者で 「どうせ1人だしかかって死んだっていいんだ」 そう仰る
方がいます。 これは最低最悪です。
こういう方が 救急ではこばれて、呼吸器つながれて、死んで納体袋におさめ 焼かれ
どれだけの手間暇時間とお金、それにかかわるスタッフ(とその家族)の感染
死への恐怖 全部無駄になります。
意地でも復活させて 懺悔してもらってから あっちの世界へ行ってもらわなアカン?

まずは、落ち着く。しっかりまわりをみる。自分の恐怖は何なのか 安全を得るには
なにが必要なのか(きっと他者の協力)
不満不安の解消はみんなでシェア 会えない距離時間は きっとICT(LINE  ZOOM)
(電話でも手紙でもいいんです)

自分や社会やまわりの「コロナ死」をちゃんと怖がって おちついて 見極めて
それから「逃げる」か「立ち向かう」か「考えつづける」か
これが 「生死一体」(しょうじいったい 以前の私の座右の銘)か
迷うなら 信じるだれかについていくか(人生コバンザメ 私の最近の座右の銘)
考えましょう。
もうにげられん。

もがきあがき苦しんでも一所懸命してたら 今回も仲間が助けてくれました。
結局ひとりでは なにもできません。 ちっぽけでした。

インフルエンザウイルスの話ですけど
鉄壁兵器のようなN95マスクでも 100個のうち1個 通過します。
今や高価貴重品のサージカルマスクでも 100個のうち4個(も?4個しか?)通過します。
1個でもさわったら感染しそうな勢いですが 相手は0.1マイクロメーター。
他にもからだ 表面には菌やらウイルスやらうじゃうじゃいて「椅子取り合戦」
してますし、「免疫細胞さん」が見えない銃を撃ちまくってます。

感染はリスク、確率のもの、簡単にいえば たくさん浴びれば感染成立で
その 最たるものが「三密」です。

おちついて、これまでの事例をもう一度見直してみてもいいのかもしれません。
大声だす 密閉ライブハウスや体育館は 超危険。
理論的には密集ジョギングもアカンのかもしれませんが 感染した事実があるのか???
とにかく、落ち着く感染者が一定減る、入院先や医療が落ち着くまでは
最大限感染リスクをへらして、たとえ嫌いな政治家がしゃべろうが 篭るか 4/5自粛で
いいんです。

本多としては、家族で楽しく団らん食事、大笑いが30分以上つづかないように
(おじいちゃんおばあちゃんと お孫さん)これがなければ、と。
これを制限しろってのはかなり辛いんですが、まず、医療や行政が追いつくまでどうか。

海外に対してPCR検査数が少ないのでデータ評価はむずかしいのです。
とりあえず増加スピードが鈍化したのはちょっと安心です。油断大敵ですが。

まあ、私なりにできること(玉井先生マニュアル配布と とりあえずコロナ罹ったときのこと考えてもらう) していくだけです。

何も高齢者の方々に呼吸器譲れというつもりはありません。
自分自身あるいは大事な方が、もし、コロナに罹って、意識失って、酸素足らず
人工呼吸器がいるようになったときどうするか?
できれば、考え 話し合ってみてください。結論出す必要は全くありません。
まずは 考え始めること。コロナが怖い と気づきはじめることと同じです。






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