2026年9月24日木曜日

大津市医師会投稿文 「にわかクラッシック音楽ファンが語る「愛すべきベートベン音楽論」」

にわかクラッシック音楽ファンが語る「愛すべきタイガースとベートベン音楽論」


Ouvertüre

 

「2023年」。これでピンと来る方は、そう「ARE」。あれですよ、あれ。

 

阪神タイガースが優勝した2023年は、私にとっても特別な年でした。同年7月、「のだめカンタービレ」のコンサートと、京セラドーム大阪での阪神・ヤクルト戦を2日連続で鑑賞・観戦。どちらも劇的な興奮で、クラシック音楽とタイガースにどハマリする「運命の年」となったのです。

 

Prolog

 

2023年の初め、私は難聴とうつ状態に悩まされていました。音楽も楽しめず、人の言葉も聞き取りにくい。そんな時、ふと「のだめカンタービレ」を再視聴し、忘れかけていた「楽しみ(Freude)」を取り戻しました。

 

そして実際のコンサートで、身体の中から音楽が「響く」体験をする。これが驚きであり、新鮮でした。

 

阪神戦も接戦を制して歓喜の瞬間を共有。六甲颪という名の讃美歌を歌い上げる。これを2日連続でやったものですから、もう「中毒」です。

 

Erster Akt

 

音楽とは「神との対話」――J.S.バッハ。

 

何もわからなくても、「ちゃらりー、鼻から牛乳」の絶望感――『トッカータとフーガ』。一方、「主よ、人の望みの喜びを」を聴けば、すごく報われた感じがする。

 

実際にパイプオルガンを聴きに行くと、もう怖いくらいの響きと威圧感。神を感じざるを得ません。これを教会で聴かされたら、凡人はひれ伏しますよね。

 

Zweiter Akt

 

ベートーヴェンの音楽を考えるうえで、1802年の「ハイリゲンシュタットの遺書」は大きな転換点です。難聴に絶望しながらも、「私は芸術のために生きる」という決意を胸に生き続けた。

 

当時31歳。

 

私が31歳だった2003年は何をしていたか?

 

そうですよ!!

 

星野仙一監督率いる阪神が18年ぶりに優勝。道頓堀が天国か地獄かわからない阿鼻叫喚になった、あの年です。

 

ベートーヴェンの苦悩からの復活と、阪神タイガースの暗黒期からの復活。なぜか私には重なって見えるのです。

 

彼は神への捧げものだった音楽を、自分自身の心象表現へと変えていき、楽譜出版によって生計を立てる「職業音楽家」として成功しました。野球で言えば、まさに「野茂英雄」のような開拓者です。

 

そして交響曲第3番『英雄(エロイカ)』。ナポレオンへの期待が独裁者への怒りに変わり、表紙を破ったという有名な逸話があります。

 

阪神の「3番」といえば、かつては代打の神様・八木裕。そして今は――

 

おー、おー、おー、おー、おー、おー、おー、おー!

 

「大山」!

 

……と、ここで文字数オーバー。

 

シューベルトの『未完成』のように、ここで筆を置きます。

 

タイガースも、私のクラシック熱も、まだまだ終わりません。

 

次の楽章へ――。

2泊4日 弾丸ウィーン旅行記 Prelude 旅行計画準備編

人生で最高の旅になり 余韻さめず 時差(7時間)ボケにまかせ 旅行記を残そうと

思いました。 お付き合いください。

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旅のメモ(まとめ)

海外旅行 日本のホテルと同様と思って持っていかず失敗するもの(※は私が忘れた)

歯磨き 櫛 髭剃り(この辺りはまだ現地コンビニでも買える)

※スリッパ パジャマ(これはあるなしで快適度違う)

メモ(いざって時のため紙媒体で印刷したパスポート 飛行機便や目的地 

ウラはメモで使える もしもの携帯のバッテリー切れ紛失故障に備えて)

※ボールペン(筆談で何とかなることもある!) 

宿泊先で忘れる可能性があるUSBケーブル、充電器ももう一組入れとくと安心

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2026年9月 19日(土)から23日(水)まで 久々の長期休暇でした。

昨年から計画。最初はもう何年も行っていないハワイでダイビングを!と思ってました。

旅行は国内が安心 食事も日本が一番美味しいし(牛肉と揚げた芋はどこで食べてもうまいですが)何より時差と 長時間の飛行機移動がもう辛いし・・・。

ただ来年55歳 年齢的にもダイビングつらくなってくるかもなあ・・・

ハワイアン・モンクシール(アザラシ)

フリー画像です

こいつには出会いたい 写真撮りたい
そう思ってましたが何より円安 さらにハワイの物価もとんでもなく
何より一人で泊まれるところが少ないし割高傾向

いろいろ予算出してみたら○○万程度
これならビジネスクラスでまだ一度も訪ねてない欧州もいいかなあ?
候補は???

数年前から激ハマりしたクラッシック音楽聖地 ウィーン
しばしば見る 金ピカホール(学友協会ホール)行ってみたいかあ
オペラも日本語字幕が座席で見れるって話だし
街はとてもコンパクト 中心部で徒歩観光できる 治安もよい
ドイツ語でなくて ほとんど英語でOKらしい

憧れのベートベン(ビートホーフェンですなあw)
ハイリゲンシュタットの遺書 名前はよく出てくる
散歩して 田園(唯一表題付けた) その散歩道 訪れたい

9月 絶好の観光シーズン ただし夜は寒いし ウルトラライトダウン必須?
いろいろネット検索しまくりました。

なんやかんやでプランニングしているときが一番楽しいかも。
(結果的には今回はそれ以上 ほぼ人生最大級に楽しかったですが)

じゃあ ウィーン行き 決定!!!
ANAにしておけばマイルでまた沖縄潜りに行ける!
羽田直行便あり!
まず 航空機チケットGETしました。
キャンセルしてもいいし・・・ってしらべたら5万円かあ。
なかなかつらい

現地は9月20日(日曜)朝6時着
9月21日(月)完全フリー
9月22日(火)ほぼ空港移動だけでつぶれて11時発
9月23日(水)朝6時羽田 国内線乗り継いで 10時伊丹
まあ あと半日ゆっくりして 24日仕事だけど木曜で半日

じゃあメインの音楽イベント 予約しよう
オペラやっているのは 日曜だけかあ
演目はさすがにモーツァルトで「皇帝ティートの慈悲」???
なんやそれ?
「魔笛」の前に作られた。
あんまり上演機会はなく珍しいけど音楽は美しく アリアも素晴らしい?
らしい(って検索してけなすようなのないですけど)
何々、「魔笛」(名前くらい聞いたことあるなあ)の作成時期合間に
突貫工事的につくられた?
その前に「魔笛」予習しておこ。
(オペラ初心者でしたが モーツァルト「魔笛」とんでもなく楽しいです)

脱線しますが、まず、

  • 公演名: 佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2027 歌劇「魔笛」 (全2幕、ドイツ語上演/日本語字幕つき、新制作) 
  • 日程: 2027年7月16日(金)~ 25日(日)(全8回公演) 
  • 会場: 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール(兵庫県西宮市) 
  • お勧めしておきます。
  • 「魔笛」いわば 王道の異世界転生ものです。お子さんでも充分楽しめるくらいの内容
    何やかんや 聴いたことある歌(アリア)多いはずです
    異常高音で「ハハハ ハハっハハハ」
    いや GEMINIの検索 貼りますね

    歌劇『魔笛』における「夜の女王のアリア」の最も有名な見どころは、
    激しい怒りと超絶技巧のコロラトゥーラが融合したパートです。
    スタッカートでマシンガンのように正確に刻まれる「ア」の母音による超高音の連続は、
    ソプラノの限界に挑む狂気と怒りを表現しています。
    動画サイトなどで「Der Hölle Rache」と検索すると、
    この印象的な超高音のシーンを視聴することができます。

    便利ですねえ。今回の旅行もGoogleレンズとか
    現地でのプランニングもAIモードで音声入力するとすごく便利
    ほぼ出来上がりますよ!

    さて、もとに戻って
    金ピカホール(楽友協会ホールですけど以後この表現で続きます。多分)
    20時15分開演で ほぼ毎日やっているかあ
    夕食付とかいろんなプランあるけど
    縛られたく ないっつ

    どちらも公式ページから予約できます。(しました)
    特に学友協会のホームページ
    https://www.mozart.wien/jpn/?_gl=1%252Apgg6k0%252A_up%252AMQ..&gclid=Cj0KCQjw8c3VBhCsARIsAA_xJ90mAU42Oqcx96YN4Cap74BE36GU30DyrbRbBa4yID_CgwJdIZP0cVcaAngXEALw_wcB&utm_source=gemini
    貼り付けうまくいかない?

    オペラは結構サイト探すの迷って 中間マージンとられるところやらいろいろ
    下記が公式です
    https://www.vienna-concert.com/jp/venue/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E6%AD%8C%E5%8A%87%E5%A0%B4-9277-301
    ここで演目確認 予約するのが確実かなあ

    もちろん、どちらも建物だけでも見る価値ありますし
    (中の見学ツアーもいろいろですが徒歩外周見て回るだけでも)
    内部はむしろあんまり見てませんw

    プレリュードなのに長い!
    で、行動決まったので 宿探し

    奮発していいとこ泊まるかあ 
    何々、ホテルザッハー
    ザッハトルテ 名前くらいは聞いたことあるなあ
    で、1泊10万以上?(最低価格)

    最大目的のオペラとモーツァルトコンサート夜遅いし
    あるいて帰れるところがいいなあ
    https://www.living-hotels.com/en/locations/vienna/living-hotel-an-der-oper
    ホテル検索サイトで見つけて安い

    何々 コーヒー 水 飲み放題!
    ええやん

    で、他は ほぼ何も決めずでした。

    旅のお供 通信 Wifiは必須だなあ
    最近の機種はeSIMで あ 私のも対応
    いちいちカード挿さなくていいのか
    で どこの何がいい???

    結局 トリファっての選びました。
    3M 2日で 1500円くらい?
    アプリ入れておけば 現地で eSIM アクティブにして
    ローミングon するだけ
    最悪 LINEチャットでも対応してくれる

    現金もいくらかいるかあ
    外貨両替ドルユーロ ってサイトで。
    空港Travelexとかより安!
    1万円では足りんか?
    物価倍 レートも現地消費税20%含め1ユーロ200円計算だな
    3万両替しとこ
    (実際は1万で充分だったかも)

    ほとんどタッチ決済でOKだけど 私のメインのJCBはだめ
    VISAでいいか!
    (のちのち2段階認証の罠にはまってちょっと大変なこと?になりました)
    海外手数料最安はイオン系かあ
    西大津のジャスコw潰れたし持ってない
    適当に2枚(別に分けて)もってこ

    国内線ANAは手荷物厳しくなったし 伊丹荷物出てくるの遅いし
    機内持ち込みサイズのスーツケースとリュックになるいつものカバンで
    いいかあ
    千代紙が海外お土産ウケるらしいし ダイソーで買うかあ
    (折り鶴(結局現地で折り方動画見る羽目に 忘れてたw))
    (ホテルスタッフにあげたら本気でバカうけしました)

    よし!で 出発日に
    この時いつものカバンに入っていると思ってたボールペンと
    スリッパ!!(ホント必須)
    忘れてたの気付かず・・・・

    さて プレリュードのつもりが ビガーw
    (笑った人は自動車通 通りじゃないですよ ツウですよ)
    Overture

    der erste Satz einer Sonate へつづく





    2026年7月7日火曜日

    「経営」の効率化

    複雑怪奇な診療報酬改定があり、実質 「賃上げ」対象になっているのは

    勤務医の場合40歳未満の医師 それ以外の看護事務職で

    私のような管理医師院長などは対象外です。

    開院当初2009年はA4の用紙も1000枚 2000円以下 消費税も5%

    現在 A4 3000円で買えないですし 消費税10% 

    医療機器もとにかく高くて 3回目の内視鏡機器更新ではついに1000万超え。

    およそ何でも 1.5倍以上。

    注射針や注射器 点滴部材もそうですし それら捨てる医療廃棄物も恐ろしいほど

    高額です。

    さらにマイナカード関連での事務作業・事務機器の維持管理更新など

    人を呼べば1回1.5万円以上。

    医師の「往診」基本報酬は7200円。「クラシアン」の基本料金8800円以下です。

    コロナ禍では もうこちらが心身崩すほどの過労状態であったのに

    「診療所は稼ぎ過ぎだ」とのことで 報酬上の評価はなく「抑制」

    また、仰木の里地域も 幼稚園小学校の統廃合問題もでてくるくらいの人口減少と

    患者さんの受診抑制で 実患者数は当院でも減ってきています。

    逆に 程よく余裕がでてきたので 訪問診療や臨時の内視鏡検査など

    やっとやりやすくなってきた実感はあります。

    ただ、さすがに「経営的余裕」まではなく 内科で耳鼻科の赤字を補てんするような

    「耳鼻科診療の再開」あるいは 複数医師での検査診療体制の拡充など

    「拡大路線」は もう 夢のような話になっています。

    「いつでも できるだけ 対応できるように」と 診療時間をこれまでのように

    維持していくのも難しく、

    2027年4月からは 診療時間の効率化 具体的には 午前 午後 診療時間の掲示と

    実運用の「ズレ」を 適正化する予定です。

    掲示、保健所への届け出上は 午前8時30分から診療開始ですが 実際は8時15分であり

    午後も 掲示、届出上は 午後4時30分開始ですが 4時15分から診療行っています。

    これを実勢に即する調整と 午後診療を少し繰り上げる調整を行うつもりです。

    (【予定です】午前8時15分から午前11時45分 午後4時から午後6時30分)

    午前午後の職員の実質時短で ベースアップ分の調整を図らないと維持が難しいと

    考えています。

    また、予約診も土曜午後を月2回に減らし 木曜午後や平日18時枠の増設を

    検討しこちらはお盆明けからの調整を開始します。

    「働き方改革」でもありますが やはり「コスパ」「タイパ」を考えねば

    医療機器の更新維持が難しくなってきている現実です。

    「同じ仕事しているのに低評価」経営者のやりきれない思いもあります。


    2026年1月4日日曜日

    謹賀新年

     新年あけましておめでとうございます。

    毎年 スキーへ出かけていたのも娘の方がついに体力限界とのことで

    この正月はゆっくり自宅で過ごすことになり

    現在 1月4日(日) いつものように 犬3匹散歩 そのあと 3匹シャンプーし

    におの浜の市民プールでひとおよぎ 

    水槽掃除して 明日の診療準備と先月の請求業務をしております。

    なにもイベントないのも悲しいので元日は シンフォニーホールへ

    ニューイヤーコンサートを聴きに出かけておりました。

    昨年 清塚信也さんのコンサートに2回出かけたこともあり

    彼のトークと演奏にハマっており ホント自由な ラプソディ・イン・ブルー

    そして ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 堪能してきました。

    昨年末の「くるみ割り人形」 初のバレエ鑑賞でしたが 完全に魅了され

    今年は「白鳥の湖」を何とか

    そして 去年行けなかった オペラも トゥーランドット  魔笛と

    予定を立てています。

    久しぶりの高校時代の同窓会ありましたが 帰省した家族がコロナ発症とのことで

    1名会えず残念でした。

    仕事面では進んできた老眼のカバーのためにも 本職の道具 内視鏡機器更新を行う予定です。

    頑張りの効かないカラダになってきてますが 無理ない程度でぼちぼち頑張らせていただきます。


    2025年10月3日金曜日

    続 コロナは終わったのか ただの風邪なのか?

     結論(まずは事実から)

     高齢者は「死にます」(もちろん どこかに限界はあるのですが)

     2024年の死亡統計では、新型コロナは第8位(全体の約2.2%)でした。

     主要死因の順位と割合は次のとおりです。

    日本人の主な死因(2024年):順位と構成割合

    順位 死因 割合

    1位 悪性新生物(腫瘍) 23.9%

    2位 心疾患 14.1%

    3位 老衰 12.9%

    4位 脳血管疾患 6.4%

    5位 肺炎 5.0%

    6位 誤嚥性肺炎 4.0%

    7位 不慮の事故 2.8%

    8位 新型コロナウイルス感染症 2.2%

    ※同じ5類感染症であるインフルエンザは、パンデミック以前(2019年)から

     死因の上位10位に入っていません。

    新型コロナも主要な死因の一つとして定着しています。

    特に高齢者や基礎疾患を持つ方に集中している点が特徴であり、「ただの風邪」とは言えないことが数字からもわかります。

    2023年5月、新型コロナは感染症法上の分類が「2類相当」から「5類」へと変更され、季節性インフルエンザと同じ扱いになりました。

    が、

    「インフルエンザと同じなら怖くないのでは?」

    しかし、実際の死亡者数を比べると、その差は歴然です。

    新型コロナとインフルエンザの死亡者数(2023年5月〜2024年4月)
    疾患 死亡者数
    新型コロナ 32,576人
    インフルエンザ 2,244人

    新型コロナはインフルエンザの約15倍の死亡者を出しており、同じ「5類」でも影響の大きさは全く異なります。

    さらに、2024年1月〜4月のデータでは、新型コロナによる死亡者14,609人のうち 97%(14,236人)が65歳以上でした。
    つまり、特に高齢者にとっては今もなお「致命的な感染症」です。

    ただ、ドイツでも日本でも よくよくデータ調べると
    コロナ死亡者の約60%は要介護高齢者であること、
    20%は施設入所者であること 
    指摘されています。

    だから 「介護の世話にもなってないし(元気なので)死なない!」

    そうでしょうか?

    確かに集中治療室に入って(およそ1日10万円)、高額な薬使って
    助かるかもしれませんが、高齢者が1か月以上入院したら そら
    もとと同じような生活、自力で歩ける 出かけられる 風呂トイレ移動できるか?

    実際 コロナ入院で介護度が1-2下がるという研究報告もあります。
    もとの生活にもどれるのは2-3割

    「ピンピンコロリ」願望 訴える方は大勢いらっしゃいますが
    (私の試算ではピンコロは 1/40 40人中39人は何らかの医療介護世話になります)
    そんなのは「ほぼ無理」

    AI に尋ねますと
    確率2.5パーセントの出来事とは、宝くじの4等と5等の間くらいに位置する
    比較的低い確率であり、
    身近な例では、お茶碗に軽くよそうご飯の中から1粒を当てるくらいの確率に
    相当します。 

    だそうです。

    脱線しましたが、
    「超」高齢者が入院すると 体力が落ちる すなわち
    自分「だけ」で動きまわれる「健康寿命」は確実に短くなります。
    とくに 肺炎 と 大腿骨頸部骨折 は 「(生物学的ホントの)寿命」も
    短くすることは明らかです。

    肺炎予防としてのワクチン接種は社会的 医療費削減という面でも重要ですし
    国が一部お金払ってでも「うってください」というワケです。

    救急車1回 4万円(これ10年以上前のデータなので今は1.5倍で6万相当でしょう)
    コロナ入院 下手すりゃ100万
    重症化予防って 高い飲み薬つかわなければいけないのですが
    (持病ある超高齢者はコロナ感染すればほぼ推奨になってしまいます)
    1日1万円の 5日分 5万円の 1-3割負担としても
    ワクチン1回の方が安い。

    兎に角 圧倒的な軽症者が大勢いて(若い人は罹っても症状なしで蒔き散らす)
    万博駆け込み訪問した方々が大勢いた 9月連休明けは 当院でも
    過去最多の感染者を診断治療しました。
    そのうち 5万円の薬出したのは幸い1名だけだったのですが。
    (万博いくくらい元気のある方は・・・?)

    自分の人生は自分で決める
    周囲家族の意見に惑わされず、どうぞご自身で確かな情報を得て判断してください。

    ネット youtube 根拠の不確かなものだけで大丈夫なのか
    もうどうしようもない時代ですが
    間違ってても ネットや youtube あるいは お知合いも責任は
    とってはくれないでしょう。
    引っ張ってくるデータが 「切り抜き」 「曖昧」 あるいは 
    「無価値」「低価値」「根拠なし(主観)」 最悪 悪意ある「捏造」「誤情報」
    多すぎてどうしようもない・・・。

    助けられる人しか助けられないし 
    究極 自分を助けるのは自分でしかありません。哲学的なオチで。
     




    2025年5月29日木曜日

    コロナは終わった。ただの「かぜ」なのか?

     結論

    若い人には「ただの「かぜ」」とも言えなくはない。

    一度も罹っていない高齢者 一度もワクチンを打っていない高齢者にとっては

    初回感染で たいへんなこと(死亡する 後遺症のこす) に なる 脅威。


    香港 台湾中心に患者数は増えているようであり

    当院でも 検査で陽性診断する症例もまだゼロでなく 

    「おそらくコロナ」という症例は増えてきている印象があります。



    これから 8月に向けて やはり増えてくるのは違いなさそう。

    じゃあ、何がか変わってきたのか?

    「感染力が強くなって弱毒化」で 本当に感染は終息と考えていいのか?

    「コロナはかぜ」で 片づけていいのか?

    エキスパートの講演も聴いて勉強してきました。


    キーワードは「二極化」

    若い人 免疫力が充分な人は 自力で治せる 排除できる。

    (それこそ ただの風邪。寝て治してたらいい)

    高齢者 (65歳以上 リスク因子が複数あればあるほど危険)

     自力で治せない ウイルスが増えまくる人は 全身ボロボロにされる。


    オミクロン株以降の変異で 「弱毒化」は もう 誰も実感できるところですけど

    SARS-COV2ウイルス(新型コロナ) やっぱり いろんな臓器を侵してくる。

    いわゆる「かぜ」(「急性上気道炎」って昔から言い換えているわけですが)

    のど はな レベルで 侵略が終わるなら「たいしたことない」(かかったときしんどいけど)死ぬようなウイルスではないですが

    やっぱり 下気道 肺の奥まで「やられる」 場合により増え続ける コイツ SARSCOV2は

    「別格」

    とくに 口の粘膜 消化管(胃腸) 生殖器官 など 増えやすいのはわかっているので

    無症状感染者が マスクなし 口からの飛沫(ウイルス 相当に多い!) 

    あるいは ウイルスついた手でさわったところ 同じくさわって手洗いせず

    目をこする 鼻ほじる 口にいれたら 「感染成立」

    やっぱり 手指消毒 手洗い 自分を触らない意味合いでのマスクは有効と。





    N抗体保有率 で コロナに罹ったのかどうか 判断してたわけですが
    世界的には9割 日本は6割超えるものの まだ7割。

    まだ、一度もコロナに罹っていない高齢者が日本には多くて
    いちばん危ない人たちが 正しい情報を得ていない。
    (コロナ終わった。もう大丈夫。マスクもワクチンもいらない。(←高齢者には不適切))

    これが一番の問題。
    あと 2-3年すれば N抗体保有率は世界に追いつくのか?

    コロナ感染高リスク対象者への情報伝達が 「対世界」として 日本は弱すぎる?
    (万博も米騒動もいいですけど・・・)

    若い人たちは罹っても ほとんどが「ただの風邪」で終わるはずが
    さっきの生殖器官(男性不妊 精子運動性低下との関連) あるいは
    慢性の疲労感 倦怠感 抑うつなど 労働生産性の低下など 社会的問題もある。と。
    コロナ後遺症(他で説明できない感染後2か月以上続き3か月過ぎてもみられる症状と定義)
    の確立された治療法はないものの 研究は進んではいるようであると。

    昨冬はインフルエンザの流行で入院ベッドが不足する事態もおこったものの
    いろいろ縮小された中 高齢者コロナ入院患者が激増すると また 医療危機も。

    今年からコロナワクチンも国の補助なく実質値上げ。
    ワクチンにしても 高額なコロナ治療薬にしても あるいは検査 受診についても
    本当に必要な人は誰なのか 自分(あるいは家族)が罹ったらどう対応すべきなのか
    災害対応と同じ 平時からの予測 準備が大事で
    これは ホント平和ボケしている日本人が最も苦手なところかも。

    コロナワクチンで起こる 反応 まさに 実際の感染の再現と同じで
    結果として強力な免疫が誘導されているので これが怖い嫌い (あるいは他不正確情報)
    とか 言ってていいのかどうか?(他人はいいけどご自身は?)

    かぜひいたときに 「だるいしんどい」 これも
    治る過程で出てる症状なら 基本的には 放置可能なわけで。(若い人)

    もう本当に なんでもかんでも 医療機関 人任せで
    ウイルスと暴言を浴びるのは二度とゴメンですけど。




     


    2024年8月18日日曜日

    大津市医師会への寄稿があったのでそのまま。


    大津市医師会誌 Vol.47 No.8 2024

    休憩室

    人生50年 超えてハマるクラシック音楽



     大学時代は同世代のバイオリニスト 葉加瀬太郎氏の「クライズラー&カンパニー」、その後は「のだめカンタービレ」という漫画アニメドラマ(2006 年上野樹里主演)

    世の中も自分自身でも時にクラシック音楽ブームが起きるのですが、コロナ禍で再度「のだめ」ドラマから見直して再度ハマり、昨年生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会(毎年夏西宮で開催)へ参加してから再度火がついた状態になりました。

     最近は老眼につづき、「難聴」が進んだようです。

    自身「早口で何言っているのかわからない」と苦情あったのが、職場スタッフ(さらに早口)が「何言っているのかわからない」、TVの音量上げないと「何言っているのかわからない」、子供らが聴いているAdo、YOASOBIとか「何言っているのかわからない」。

    ポップス音楽への興味なども減退気味でした。

     ホールでのコンサートの緊張感、一体感。これはポップスでも変わらないのでしょう。しかし生オケの「倍音」「共振」身体の芯から揺さぶられる感じ、これが「忘れていた感動」となり目が覚めたようでした。のだめ音楽会一曲目が「ウィリアム・テル序曲 スイス軍の行進」(「オレたちひょうきん族」のオープニング)で盛り上がる曲、さらにベト7、ブラ1という自身にとってもサイコーの演目だったこともありました。(その後は、京セラドーム大阪へ移動して絶好調の阪神タイガース 捕手 梅野のデッドボール骨折とサト・テルのサヨナラ犠牲フライを満喫して日付変わって帰宅することになったのです)

     いい経験をすると知的好奇心も高まるようで、これまで音楽史などほぼ知識皆無であったのですが、

      「ブラームス交響曲第1番がベートーベン交響曲第 10番と言われるのはナンゾや?」音楽会でも解説はありました。その後YouTubeで自分に合った解説番組に出会い(車田和寿氏「音楽に寄せて」)バッハ、ハイドンからモーツアルト、ベートーベン、シューマン、ブラームス、やっとドヴォルザークくらいまでの知識整理ができました。映画「スター・ウォーズ」ダース・ベイダーのテーマなど登場人物に固有の音楽がつくのもオペラからの流れだとは勉強しました。しかしオペラはまだ不勉強なままです。

     今の興味中心はベートーベンです。「ハイリゲンシュタットの遺書」以降の彼の作品は最終楽章には「生きる喜び」を表現している、というのが体感できたのが一番の喜びかもしれません。また、民族とは、宗教とは、歴史(戦争)とは、と難しいテーマもまず音楽を土台、フォーマットにして「体感する」ところから始めれば理解しやすくなるように思えました。ベートーベンの難聴もフランス軍の砲撃でさらに悪化?チャイコフスキーはLGBTQ問題で苦しみ、チェコの「国民楽派」ドヴォルザーク、スメタナの「祖国」とは……?歴史的背景を知って聴くとまた変わるものですね。

     まとまらなくなったので最後は、NHK交響楽団第1コンサートマスターの篠崎“マロ”史紀氏の言葉を拝借して〆たいと思います。

     『クラシック音楽は、「再生と伝承」で成り立っています。年代関係なく同じ時間を共有できる。そして世界中で、数百年前の作品を、世代の異なる音楽家が演奏し続けている。点が線になっていくのがクラシックの一番の面白さだと思います。』